8J1GINGAでは、JT65、JT9、JTMS等のデジタルモード免許を取得していますが、6文字を超えるコールサインのため、定型文を用いた交信を行えないモードがあります。
ところが近頃、南極の昭和基地から運用が始まった 8J60JARE において、定型文ではなく自由文(1送信あたり13文字まで)を用い、コールサイン送信の一部を省略して交信を行う提案がありました。
有用な手法であると判断できるため、8J1GINGAもこれを参考に運用を行うこととします。
※参考URL: http://cq8j1rl.exblog.jp/23994823/
【8J1GINGAのJT65運用時における交信例】
1. 送信のタイミング
8J1GINGAは、「必ず」奇数分送信とします。
2. コールサイン
CQ送信は、「CQ 8J1GINGA」または「CQ 8J1GINGA/1」とします。
※「/n」の付加は、移動運用かつCQ送信のタイミングのみとします。
8J1GINGA宛に送信される場合は、8J1GINGA宛だと察することができるような文字列でお願いします。
(例:GINGA など)
3. 交信シーケンスの例 …JM1YOVとのQSO
8J1GINGA> CQ 8J1GINGA/1
JM1YOV > GINGA JM1YOV
8J1GINGA> JM1YOV -20
JM1YOV > GINGA R-15
8J1GINGA> JM1YOV RR73
JM1YOV > GINGA 73 互いに73を送信して交信終了
4. 応答頂く際の送信周波数について
オンフレで複数局から送信されるとデコードできません。
マルチデコード設定で運用しますので、バンドの混雑状況を見ながら適当に周波数をずらしてみてください。
(デコードされた内容からある程度察します)
5. その他
自由文での交信は操作が煩雑になりますので、手間取ったり間違った送信をしてしまってもお互い様です。
電話電信と性質が異なりますので、適切な送信出力での応答をお願いします。